スキャルピングに向いてる人ってどんな人?

スキャルピングの特長

FXは、沢山ある資産運用方法の中でもメジャーな存在です。日本だけでなく世界中に多くのプレイヤーが存在し、日々利益を上げています。

資産運用の方法の中でも情報量が多くなっており、これまで投資にチャレンジしたことがないという方であっても、比較的チャレンジしやすい環境となっています。

FXには、多くのプレイヤーが膨大な時間をかけて作り上げたいくつかのトレードスタイルがあります。

いかに自分にあったトレードスタイルを見つけ、自分の物とすることができるのかによって、その後の利益の出方が全く変わってしまいます。

また、自分との相性だけでなく、場の流れによって複数のスタイルを使い分けている方もいます。

トレードスタイルを選ぶ時には、取引する時間によって選ぶのもおすすめです。

一ヶ月~年単位にわたりポジションを持ち続ける長期トレード、数日から数週間単位でポジションを持ち続けるスイングトレード、一日ごとにポジションの保有と決済を繰り返すデイトレード、数秒から数分単位でポジションを決済するスキャルピングと色々なトレードスタイルがあります。

長期トレードとスキャルピングには、ポジションを保有している期間に大きな開きがあります。

当然ながら、全く違った特徴があります。それを扱う方にも、必要とするテクニックや性質などが異なりますので、自分にあったトレードスタイルを模索する必要があります。

特にスキャルピングにおいては、非常に特殊な部分がありますので、向いている方がチャレンジしなければいけません。

向いている人

スキャルピングは、FXの取引の中でも儲けが少なく、損失するリスクも少ないことから、初心者向けの投資スタイルだと揶揄する方もいますが、スキャルピングをしている方の中には億越えのプレイヤーなどもいますので、そういった指摘は大間違いです。

リスクが少ない投資ではありますが、非常にクセがありますので、スキャルピングをするには向き不向きはあります。

スキャルピングに向いている方は、総じてチャートを毎日見る時間を確保することができるといった特徴があります。

スキャルピングでは、大きく稼ぐことができない分、FXに費やすことができる時間の確保は必須なのです。

たまにしか時間を取ることができないような方は、スキャルピングには向いていません

また、スキャルピングで利益を出している方は、判断力に長けている方が多いようです。

スキャルピングでは、一瞬で状況が一変してしまうケースが多くなっております。

もちろん迷うような状況が大半なのですが、そんな状況においても、冷静に素早く判断をすることができるような方は、間違いなくスキャルピングに向いています。また、過去に引きずられずに次々と新しい取引に没頭することができるような方も、スキャルピングに向いています。

向いていない人

スキャルピングは、FX投資の中でも非常に特殊なスタイルです。その為、どれだけスキャルピングを頑張っていても利益を出せない方が出てきてしまいます。

スキャルピングに向いてない人には色々な共通しているポイントがあり、それらに自分が当てはまっていないかを確認することも必要となります。

スキャルピングに向かない方の特徴として挙げられるのが、大物狙いで細かいことが苦手な方です。

FXの投資は、ハイリスクな分リターンも大きくなる傾向があります。その点、スキャルピングなどは、リスクを極限まで削る代わりに儲けも少なくなるタイプの投資スタイルです。

その為、チマチマとした稼ぎ方が苦手な方には向きません。

また、スキャルピングでは、パソコンの前に張り付いての作業になります。

少し値が動けば売買をしなければいけませんので、集中力がない方であったり、反射神経や判断力、決断力に乏しい方などはスキャルピングは向いていないかも知れません。

スキャルピング自体は、リスクが少ない取引スタイルですので、スキャルピングに向いていない方がチャレンジしても、そうそう負けることはありません。

しかし、向いていない方がチャレンジしてしまうと、利益も出にくくなりますので、スキャルピング以外の自分に向いているスタイルを模索することをおすすめします。

利益を上げるコツ

スキャルピングをする場合には、手数料の少ない取引所を選ばなければいけません。

もし、すでに手数料の低いところ以外に口座を開設しているのであれば、スキャルピングの回数を絞ることが重要になります。

スキャルピングの回数を絞る場合には、トレードの回数を少なくするのはもちろんですが、とにかく勝てる可能性の高い相場の流れだけエントリーをするようなことを意識する必要があります。

スキャルピングは、細かい価値を積み重ねていくスタイルの手法になります。必然的に取引回数が増えてきますので、手数料がなるべくかからないような環境やスタイルを模索し整えることが重要になってくるのです。

また、スキャルピングをする場合には、必要以上に値動きに振り回されないようにすることが重要になってきます。

相場の動きが激しい時こそスキャルピングの真価が発揮されます。しかし、相場の動きの中にはいわゆるダマシと呼ばれる状況もあります。

そういったダマシに振り回されないように、しっかりとした相場の動きを見定める必要があります。

相場の動きをある程度掴むことができるようになりますと、ダマシに気持ちが揺さぶられる事なく、本当に重要な動きにだけ反応することができるようになるのです。