スキャルピングをはじめる際には勉強が必要!初心者が学ぶべき項目をご紹介

FXの初心者の中には、「FXやスキャルピングに興味・関心があるけれども、良く分からない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

良く分からないまま、運任せや勘に頼ったトレードを続けていると、大きな損失を出してしまう可能性が高まります。

スキャルピングで安定的に勝ち続けるためには、勉強が不可欠です。

そこで、本記事では、副業としてFXに興味がある方やスキャルピングが気になっている方に向けて、トレードをはじめる際に勉強しておくべき事項をまとめました。

運任せや勘に頼ったトレードでは安定的に勝ち続けられない

運任せや勘に頼ったトレードは、ギャンブルと同じです。

最初の内は、運良く勝ち続けることがあるかもしれません。

しかし、長期的には、大きな損失を出して、FXの世界から退場に追い込まれるでしょう。

FXやスキャルピングの初心者は、トレードを行う前に

「ファンダメンタルズ分析」

「テクニカル分析」

「トレードルールを作成する方法」

「ルールを検証・改善する方法」

について勉強をしてください。

以下、それぞれの項目について説明していきます。

① ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、各国の経済状況や金融政策から中長期的な相場の動きを予測する手法です。

なお、「スキャルピングは超短期取引なので、ファンダメンタルズ分析は必要ない」とお考えの方がいらっしゃるかもしれません。

確かにメインで使う分析手法ではありませんが、ファンダメンタルズ分析の知識を習得すれば、為替政策や金利の仕組みに詳しくなれます。

直接的ではないものの、スキャルピングに役立つので一通り学んでおきましょう。

② テクニカル分析

テクニカル分析(チャート分析)とは、チャート上に表示される様々なインジケーター(指標)のサインから、エントリーや決済のタイミングを見極める手法です。

なお、インジケーターには、大きく分けて、「トレンド系指標」(トレンドの方向を判断するために使われる)と「オシレーター系指標」(売買の過熱感、「売られ過ぎ・買われ過ぎ」を判断するための指標)の2種類があります。

テクニカル分析について学ぶことは、スキャルピングにおいて最も重要と言っても過言ではありません。

スキャルピングは、数秒から数十秒程度の超短期トレードであり、主にチャート上の動きを分析して売買が行われるためです。

各インジケーターの意味を正確に理解しておきましょう。

③ トレードルールを作成する方法

スキャルピングをする際は、あらかじめトレードルールを作成しておくことが大切です。

ルールを作成しないまま、何となく勘や運に頼って売買を続けていると、大きな損失を出すことに繋がりかねません。

重要なポイントは、「エントリーのタイミング」や「利益確定」「損切り」についてのルールを決めることです。

特に、損切りのルールを決めていないままトレードをしていると、心理状態や感情に左右されて損失を拡大させる傾向があります。

例えば、思惑と逆方向に急激に動いた際に「もう少し様子を見れば、リバウンドするのではないか」という期待を抱いて、ダラダラと損失を大きくしてしまいがちです。

ルールを決めて機械的にトレードをする方が、相場が急変した際の勝率が上がります。

④ ルールを検証・改善する方法

「100%勝てるトレードルール」は存在しません。

しかし、「より勝率が高くなるルール」であれば、作成することが可能です。

勝率が低い場合は、利益確定や損切りを行う際のpips数を大きくしたり小さくしたりと、前回のルールから条件を変えて、トレードをしてみましょう。

なお、ルールを改善し続けるためには、トレードが終わった後に、毎回、検証作業をしなければなりません。

「取引した日時」「通貨ペア」「ロット数」「ロングかショートか」「エントリーと決済のレート」「損益」といった項目については、必ず記録をしてください。

記録を基に勝率や損益率を計算し、更なる改善を図ることが大切です。

勉強をして一通りの知識を習得すればスキャルピングの勝率が上がる!

FAやスキャルピングの初心者は、本番の前にしっかりと勉強をして、一通りの知識を身に付けましょう。

良く分からないままトレードすることは、ギャンブルと同じです。

多額の損失を出す可能性が高いので、運任せや勘頼りの売買はやめてください。

知識を習得したらFX業者の口座を開設し、まずはデモトレードで練習することをおすすめします。

操作に習熟したら、ルールをしっかり作成した上で本番のトレードをやってみましょう。

本記事が、スキャルピングをはじめる前に勉強しておくべきことについて知りたい初心者のお役に立つことができれば幸いです。